オープンはハイシーズンだけ!クリームソーダ色の海を持つシミラン諸島

プーケットに来る目的の一つ、キレイな海に行きたいという人も多いはず。島内にもいくつもビーチがありますが、より透明度が高くキレイなビーチを楽しみたいなら、ぜひ離島に行く事をお勧めします。
沢山ある離島の中でも世界中のダイバーの憧れと言われているのがシミラン諸島。その海の美しさや透明度の高さや、豊かな自然景観と生態からとってもホットな観光スポットと言われています。どこまでも続く青い空に澄み切った海を楽しみましょう。

スピードボートで1時間半のロングトリップ

プーケットの隣、パンガーにあるタッブラム港から北西へ76km、スピードボートで1時間半の場所に浮かぶシミラン諸島は、濃厚な群青色の空とクリームソーダ色の海のコントラストが美しい所です。真っ白な砂浜は太陽の光を受けてサングラスが無いと目を開けるのが困難な程。周囲では珍しい形の岩々や多様な魚や海の生き物たちなどを見る事が出来ます。

「シミラン」とは、マレー語の“Sembelan”で「9つ」という意味で、その名の通り9つの島から成り立っています。ここは海洋国立公園に指定され、自然環境保護の目的からオープンするのはハイシーズンだけなんです。
なお、やや離れた場所に位置するタチャイ島やボーン島の2島も、海洋公園の管理下に置かれています。シミラン諸島へはダイビングやシュノーケリングツアーで訪れるのが一般的で、9つの島の内上陸出来るのは3~4ヶ所です。

一度は訪れたい特別な島

自然がとても多く残るシミラン諸島ではビーチ以外にもネイチャートレッキングなど陸での楽しみ方もあり。色鮮やかな南国の花やチキンクラブと言う名の大きな蟹に出会う事が出来ます。
この記事のアイキャッチ画像で使用している写真は島内で有名なビューポイントで撮影しました。ツアー参加時にサンダルなど履き物は必然的に預けるので島内は裸足で過ごします。フカフカな砂浜では全く支障は無くむしろ解放的!一方、ビューポイントに行くにはかなり急な岩場を登る必要があるので、マリンシューズなどを別途用意した方が良いかもしれません。

国立公園のため島にはレストランは無くビーチチェアーやパラソルなどもありません。
本当に海そのものを楽しみに行く場所。美しい砂浜に透き通る海、少し潜るとまるで水族館の中に潜りこんだかのような色のついたサンゴや沢山の魚達が目の前に。

年々シミラン諸島を訪れる観光客は増えていますが、ビーチは広く中心を避ければゆったりプライベートビーチのような場所も沢山あります。
シーズン中にプーケットを訪れる方はぜひ、シミラン諸島に出掛けてみて下さいね。

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